令和に入り、かながわ建築設計大山講も3回目を開催することができました。
今回は山開きに合わせた開催にて設定しました。
《開催日》・令和元年7月26日(金)、27日(土)
※山開きは27日
《定 宿》・古宮旅館(古宮先導師)
《参 拝》・お花講合同(神楽舞など)
《参加者》・講員15名
募集チラシは毎回お馴染みとなったこちらになります。
スケジュールにもありましたように、今年は東海大学の小沢朝江先生にお話をうかがい大山講に関わる様々な情報を得ることができました。
写真(後日掲載予定)
セミナー内容
大山信仰と御師集落(後日掲載予定)
大山講談義(後日掲載予定)
今回も産業能率大学の斉藤先生にオブザーバー参加いただきましたが、小沢先生のお話の後、一緒に街道を歩くハプニングエキスカーションとなりとても楽しい時間となりました。というか、斉藤先生もはや名誉(会長)講員でいい気が(笑
さて、夕方ともなり先導師宿に戻り風呂に入ると夕食になりました。
美味しい豆腐懐石に舌鼓を打ちながら宴会へと流れていきます。
マル秘写真(後日掲載)
今回は(今回こそ)大山に登って御来光を!という企画をしていたので夜更かし厳禁でしたが、夜からの雨足にだんだん御来光が流れる気配が濃くなるに従ってお酒の量が増えていき・・・
マル秘写真(後日掲載)
結局、足元が危ないということもあり御来光企画は来年へ延期となりました。
うー、残念。来年こそ!
さて、多くの講員は酔いも覚めやらぬままに朝を迎え出かける支度を整えて朝食をとります。御来光の山登りを早朝スタートの予定でいたので、メニューは握り飯とお味噌汁でした。
出発の前には先導師による御祓を頂き、そして集合写真を撮るのが恒例の慣しとなっています。
そして、いざ大山詣りに出発。
建築に関わる集団ですので当然まちづくりへの意識が高い(はず)!
ということで、大山講の行列も「大山の景観」の一部ですから皆白装束に身を包み、大太刀を背負って坂を登っていきます。
ちなみに法被は伊勢原市商業観光課より、大太刀も地元団体よりお借りしています。いつもありがとうございます。
そろそろ法被はオリジナルで新調したいというところです。
さて、とうふ坂を抜け、こま参道をあがっていくとお店の人などからつぎつぎと「おはようございます!」と声がかかります。すばらしい^^
そしてケーブルカーの駅に到着。このあたりからお花講のメンバーの方々もどんどん集結してきます。白装束だらけの車内となったところでケーブルカーが動き出しました。
今回は雨模様だったので、マイナスイオンを感じる緑の中をケーブルカーは上がっていきます。
そして終点到着。ここからは歩きになりますが、大山阿夫利神社へ向かう階段の下でしばらく待機しました。お花講の集団についていく作戦です。
ところで、お花講はどのような講かというと、江戸時代より毎年7月ごろの大山山開きを担ってきた伝統ある講になります。取材をたくさん受けられていました。
さて、お花講の準備が整ったようで動き出したのでうしろからひっついていきます。階段をみあげると見込み通り見事な集団(笑
いつもですと、階段を登ってすぐ右側の待機場所へはいるのですが、今年はお花講の山開きを遠巻きにみたあと、参拝が始まるまでにまだ時間があったので新しくできた「茶寮石尊」さんで休憩をしました。
茶寮石尊についてですが、今年できたものになります。
「茶寮石尊」さんについての記事引用
手掛けたのは、設計が建築家・堀部安嗣氏になります。そして、施工が国の重要文化財修復に携わる宮大工・内田幸夫氏ですが、実は内田さんはうちのメンバーでお茶をしながら解説いただきました(笑
写真のでっかい人ですので探してみてください。
さて、ようやく準備ができたとのことで拝殿に向かいます。
3つの講が一緒になったのですごい人数です。たぶん50人くらいいるのでは・・・
巫女舞の奉納では、地元の子供による舞が奉納されました。今でもなんとか継承されているところがすごいです。
無事参拝が終わったところでこちらも恒例の集合写真を撮りました。
この後はお茶タイムなのですが、今年はいつもの茶屋ではなくこま参道のお店でした。帰りの道中もあちこちから「おかえりなさい!」というご挨拶に暖かさを感じます。
そして無事に古宮旅館へ到着です。
昼食にお蕎麦をいただきながら、来年はどうしようなどと会話が弾みます。
ちなみに来年は下記にて開催予定です。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
令和2年9月4日(金)、5日(土)
ということで、3回目となるかながわ建築設計大山講も無事終了となりました。
来年こそ大山頂上より御来光を拝みたいと思います。